ホルモンの変化と体重増加

作者: Dr. Toon (ボディコンシャス勤務、ホリスティック・アンチエイジング医師)

食生活を見直し、運動習慣を改めたにもかかわらず、何らかの理由で、体重が減らずに悩んでいませんか?痩せない理由は、ホルモンが原因かもしれません。ホルモンが原因かどうか確かめるため、体重に影響を与える5つの主要ホルモンについて学んでみましょう!

ホルモンは、健康維持のために様々な役割を果たしています。そのうちの1つが、空腹感とカロリーの消費量を調節することです。カロリーは、日々の活動と重要な生命維持機能をサポートするために使用されます。ホルモンレベルは人によって異なります。他の人よりも積極的に脂肪を燃焼する人は、たとえたくさん食べたとしても簡単には体重が増えません。一方で少ない食事量でも、太りやすい人もいます。

また、日常的に体に使用している製品、薬(例えば経口避妊薬)、日々曝されている様々なストレスも、ホルモンのレベルに影響します。体重の減量や増加に最も影響力があると言われているホルモンは下記の通りです。

エストロゲン

お尻周りに肉が付きやすい場合(洋ナシ型または逆三角形の体形)は、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れていることを示している可能性があります。エストロゲンは、太ももやお尻周りの脂肪沈着物の特定受容体を上方に調節することで、脂肪の蓄積を増加させます。女性はこの受容体を大量に持っているので、女性の方がこの部位に脂肪を蓄えやすいのが一般的です。 エストロゲンが多すぎる、またはプロゲステロンが不足していることが、お尻周りの脂肪増加の原動力となっている可能性があります。

この他、過剰なエストロゲンによる一般的な症状には、重い生理や生理痛、乳房の圧痛、筋腫、イライラ感、膨満感などのPMS症状(月経前症候群)が含まれます。そして、身体をインシュリンと炭水化物の分解に対してより敏感にさせます。

エストロゲンレベルが閉経期前後に低下すると、腹部の脂肪増加にも間接的に影響している可能性があります。

コルチゾール

腹部に肉が付きやすい場合(リンゴ型または丸型の体形)は、コルチゾールとインスリンのバランスが崩れて、過剰の内臓脂肪が蓄積されている可能性を示しています。

コルチゾールは副腎によって作り出される私達のストレスホルモンです。 通常、日常的に生産されていますが、慢性的なストレスの下では、生産が制御不全になり、副腎疲労につながる可能性があります。

副腎疲労の症状には、下記が含まれます。

  • 疲労
  • 寝つきや目覚めの悪さ
  • 塩と砂糖への渇望
  • カフェインなどの刺激物への依存
  • 非特異性消化不良

コルチゾールは、より多くのカロリーを摂取するように、さらにより多くの脂肪を蓄えるように体に信号を送ります。

インスリン

血糖値を調節するホルモンのインスリンも、腹部周辺の脂肪増加に関与します。

高いコルチゾールのレベルと連動して、糖分や炭水化物を多く含む食事が、過剰なインスリンの分泌を促します。

閉経周辺期および更年期の女性は、ホルモンの複雑な変化により、腹部の脂肪が増加する傾向があります。

甲状腺の不均衡

甲状腺機能の低下は、すべての代謝プロセスを減速させ、体重の増加、便秘、眠気、ブレインフォグを引き起こすことがあります。甲状腺機能の低下に苦しんでいる人は、全身に過剰な脂肪があり、風邪を引きやすくなります。

運動と食事以外にも、ダイエットの成功を左右する要因があることをお分かりいただけたでしょう。今回ご紹介したホルモンが、痩せれない原因になっているかもと感じたら、ぜひボディコンシャスのコンサルテーションを受けてみてください。まずは、体重の問題に関する根本原因を特定することが重要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です